つぶやき&メッセージ

2022-12-29 21:18:00

2022年の終わりに

10000件を超える出動と、300名近くの送り人…

これが41年半戦った救急救命士の実績です。

悲しみ、苦しみ、嘆き、罵声、汚物、見えない細菌やウイルスの恐怖と戦い

簡単な仕事では無かったけど、思い返せば「極めたな!」と自画自讃(^^ゞ

自分にとっては天性で、やっとなんでも分かってきたところで現場出動が終わった。

思い返せば、この手をどれだけ伸ばしても、救えなかった命があった…

悔しくて、情けなくて、手当たり次第いろんなトレーニングやセミナーを受講した!

がむしゃらになって、全国を駆け回り、インストラクターとなり救命の技術も広めた。

しかし、この手が救えたのはほんの十数人だったと記憶する…

多くの命がこの手の中で消え、救えず見送り、数え切れないほどの涙を目の当たりにしてきた。

その度に、自分を奮い立たせ、鳴り止まない救急コールに出動し、まさに不眠不休で戦った。

経験したことのない人には分からない疲労が全身を襲う…

それでも、救急救命士の仕事が好きで、珈琲をがぶ飲みして走った。

 

私は、来年の3月31日で定年退職です。

次は、私の手は癒やしとなり、CocoChiで皆様とお会いします。

苦しいとき、辛いとき、本当に必要なのはエナジードリンクではなくリラクゼーションです!

 

2022年が終わりを迎えようとしている。

私は、精一杯戦いましたがあと3ヶ月で天性と思える職を辞します。

救えなかった方々に合掌

皆さん、よいお年をお迎えください。

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そして、世界が平和でありますように…

 

 

2022-12-24 22:13:00

メリーメリークリスマス!

クリスマスを祝うって…

僕はクリスチャンじゃないけど

最近のウクライナ情勢やコロナ騒ぎで暗いニュースのなか

宗教を超えて

世界中で一瞬でも笑顔が出来るといいな!

って思います。

平和を祈って…

メリーメリークリスマス\(^o^)/

あ…僕にも、サンタが来ますように!

↑↑ って、都合よすぎか(笑)

2022-12-09 20:31:00

バイク

バイクを走らせながら

何を考えるか..

 

音楽もナビも煙草もジュースもなく

ただエンジンの化け物に跨り

駆け抜けるコーナーを楽しみ

エンジンのサウンドと

通り抜ける風だけ。

 

このまま道が続く限り

どこまでもいけちゃうって

そんな想い??

でも、それは車でも同じ事..

 

僕は10代の青春の頃

バイクを知った。

そして色んな恋をした

もちろん失恋もした(^^ゞ

友人と将来の夢を語らい

旅先で出会ったライダーと

飲めない酒をあおって

海岸で駄弁った

次の街に行くたびに

また違う女性との出会いがあるんじゃないか..

そして、僕の思い描く仕事や愛する人や将来があるんじゃないかって

そう思っていた。

 

その頃の思い出が

あの時の感覚が、思い出そうと意識しなくても

バイクで走る度に、今も鮮やかに蘇る。

立場や仕事の忙しさ、いい年してって..現実に縛られ

共に歩むと思った人は振り向こうともせずもう存在しない。

子供も社会へ飛び立ち

語り合った親友とも死別した

僕はただ一人、回想の世界をぶっ飛ばす!

 

アラン・ドロンの映画

「あの胸にもう一度」を観た

1968年の映画だけど

今、なぜか共感できる..!

僕はいったい何処へ向かって走っているんだろうか...

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2022-11-26 20:37:00

「創業塾」という勉強会

豊川市商工会議所の主催で開催されている

「創業塾」

まさに未来の社長がいろんなアイデアや夢を持ち寄って

金融機関と中小企業診断士などと「創業」に関する勉強会を行っている。

創業のためなら、何でもやったるぜ!って感じで、僕も参加して

今日が最終日。

そしてお食事会。

僕の半分の年の方が、大きな夢を見て

熱く語っているのをみたら

少し遅かったのかな…なんて思ったけど

矢沢語録

「年をとるってことは細胞が老けることであって、魂が老けることじゃない」

って思い出していた。

すごいね、みんなキラキラしている!

参加した皆さんお疲れさまでした。

 

ドアの向こうに夢があるなら、ドアが開くまでたたき続けるんだ!

2022-11-21 22:51:00

ある日の日記より…

救命現場、災害現場、修羅場、悲しみのどん底の家族

涙、裸体、醜態、パニック...現場はまるで最前線の戦場!

こんなシーンを多く経験してきた僕の仕事のある日記より…

 

日本人の感覚は、触らぬものに祟り無し!

アメリカのヒーロー感覚と違って

島国根性むき出しの、なんとも情けない場面を多く目にする。

突然、満員電車の中で空いた空間...

そこには床に倒れた人。

周りの人は、ただ避けるばかりで

みんな反対側を向いて知らん顔。

駅のホームについても、その人を避けて通り出入りし、誰も何も見なかった様相。

僕は思わず倒れた人を引きずり出しホームで叫ぶ!

「駅員を呼んでください!」

...ふと気付けば、僕が降りるはずではない駅だったけど、もう電車の扉は閉まっている。

クソッ!!っと思い、電車内を覗くと・・・信じられない光景を目にした。

 

電車の窓から多くの人が携帯で写メを撮っている!!!

さっきまで知らん顔をしていた人が、わざわざ携帯を取り出して

倒れた人を撮影している・・

僕は呆れて一瞬我を失った。

ホームに並ぶ人も、隅の方から写メ、写メ、写メ・・

「お前ら!恥ずかしくないのか!この人にだってプライバシーがあるんだ!」

僕はつい、大声を出してしまった。(..;)

 

そんなことがきっかけで

僕は救急現場で周りを見渡すようになったんだけど

思ったより写メは多い!

そして、思ったとおり誰も協力してくれない...

マスメディアでも多くの画像が携帯から撮られた写メのようだ。

 

でも、考えて欲しい!

もし自分が倒れ、AEDを貼り付ける時に上半身を裸にされたら..

その時、失禁があったりしてとても恥ずかしい姿だったとしたら..

自分ではないけど、最愛の人がそうなってしまったとしたら..

取り囲んで写真を撮られてどう思うんだろうか??

撮影した人は、キット仲間に自慢げに話すんだろうね・・

もしかしたらメディアに売り込みに行く??

そんな時には、上着の一枚でも脱いで掛けてあげるとか

持ち合わせのバックとか、友達とかで周りを囲って見えないようにしてあげるとかできないものか。

せめて、傍について声を掛けてあげていればよかったな..って後悔しないんだろうか?

 

やめとけよ・・と言えない中年世代。

写メの青年たちがまた親になって、次はもっと高性能なデジタルデバイスを持ったモラルの欠如したその子孫たちが、プライバシーを大きく壊してゆくんだろうな!

 

身体に触れて、ほぐして癒やすこと

少しでも安らぐ時間を持って欲しい始めようとするCocoChi

流した汗と、葛藤と、熱い思いを糧にして

ストレスだらけの世の中に、ひとときの安らぎを与えることのできる施しをしよう…と想う。

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