足は楽になりましたか？

なんて、施術を受けたとき問われるシーンがある。

そんな時、良くなったとしか答える選択肢しかない気がするのは

私だけだろうか（笑）

本日ご来店のお客様は

90歳男性

腰は曲がり、足腰は弱り

歩き始めの乳児みたいな歩行具合で

それでも、CocoChiへいらしていただきました。

足の揉み具合も、痛みがうまく表現できないから

身体の反応を見ながらいつものペースで１時間が終わった。

「あー楽になったよ、ありがとう」

と声をかけられた。

それは、セラピスト身寄りにつきる瞬間だ！

でもどうだろう、90年も歩み続けてきた足

それを60分で元気にすることなんて

本当はなかなか難しいんではないか

どんな有名なセラピストでも

世界一の鍼灸マッサージ師でも

協会ナンバーワンの整体師でも…

（90年＝788,400時間）の１時間

これだけで変わるとしたら

それは、プラシーボ効果ではないか？？

思い込みもあるのでは…と

時々考えることもある。

しかし、90年生きてきた中で

たった60分だったけど

軽いいびきをかいて気持ちよさそうに居眠りをしている。

そんな顔を見るだけで、幸せな時間を提供したんだな…

と、私はやりがいを感じる。

幾度か通っていただければ、どんな施術でもある程度の効果はあるだろう。

だけど、施術中のあの幸せな顔を眺めるのが

私の楽しみであり、求めているものなんだと感じた。

お時間のある方は、CocoChiへご来店いただき、ゆっくりお休みくださいね。

イビキかいても大丈夫！

それが私の至福ですから…